2013年03月キッズコンパス通信保護者のみなさまへ

    2013年度の国語の教育方針

    担当 山野本 武

    国語は言葉を扱う教科です。自分の気持ちを適切に伝え、相手の気持ちを正確に理解しなければなりません。気持ちの部分は意見や考えとも言い換えられます。要するに「自分の思い」を伝え合うことが肝要なのです。しかし、今の子どもたちはこの「自分」というものが希薄です。作文を書かせても二言目には「書くことがない」。それではどれだけの言葉の勉強をしたところで意味がありません。
    なにせ「伝えたい」という気持ちがないのですから。私は「国語」を通して好奇心や感受性を高めたいと思っています。現在、漢字検定や国語辞典を積極的に活用しているのも、語彙を豊富にすることで、これまで気づかなかったことに目が留まるようになるからです。
    また週に一回、新聞や絵本を自分で要約し発表していますが、これも読書を通して様々な価値観を知ってほしいからです。
    国語は単なる受験科目ではなく、生涯学んでいくものです。
    子どもたちにより多くの言葉や技術を教えるだけなく、何より子ども自身の「伝えたい」という前向きな気持ちを大事にしたいと考えています。
    >>2013年度の教科教育方針
    >>2013年度の英語教育の方針
    >>2013年度の進路学習の方針